2009年11月29日日曜日

面会

ショートステイの間の休みには、必ず面会に行ってくる。
それは、第一に顔を見る事が人の基本だと思ってるからと、お世話をして下さってる職員さんに、直接話を伺う意味もあるんだけど。

今日も静かに目をつむっていたけど、意識はハッキリしていた。
職員の方の話だと、お昼も自分でちゃんと全部食べられたようで。
それはとっても、家族としては嬉しい話。
家にいる時は、家族の都合に合わせてもらわなきゃいけない面があって、どうしても手をかけて時間を短縮する事を優先してしまうからね。仕事があるから、それはそれで仕方ない事なんだけど。
だから、こうやって外でいろいろな刺激を受けている事が、改善に繋がっているんだなと痛感した。

帰るときに、
「ばあちゃん、今週末に戻って来れるから、待ってるし。今日は帰るね」
と言うと、
「ありがとう。気をつけてやるんやよ」
って逆に心配されてしまって。
意識がしっかりしてたら、いつまでも親は親ってことなんだね。
ありがたいわ。

2009年11月25日水曜日

社協

何故か今年は、市の社会福祉協議会の地区の福祉委員になっていて。
今日講演会があったから参加してきたんだよね。
で、講師の方は、介護施設の理事長の方で。
いちいち話しに納得をしながら聞き入っていた。
そりゃ多少手前味噌的な話もあるから仕方ないけど、それ以上に感銘を受ける言葉も聞いたし。
会社帰りでおなかもすいてたけど、それでも有意義な2時間だったわ。

2009年11月20日金曜日

胃瘻(イロウ)処置

正直に、誤嚥性肺炎になった時は、この先どうしようかと思った。
こういう認知症の老人が亡くなる原因の上位に、必ず誤嚥性肺炎があるから。
うちのばあちゃんのように、嚥下(えんげ)障害があるわけだから、その可能性は高いわけで。
だったら、胃瘻処置をとる必要があるかもしれないって考えてた。
幸い主治医の先生は、そのチューブの交換が在宅で出来るような腕をもってられるようだから、あとの処置は問題ないと思いながら。
ただその処置のために2、3週間の入院が必要なのが少し気にかかってたんだけど。


とは言え、いまだにその処置には踏み切っていない。

2009年11月17日火曜日

誤嚥

誤嚥性肺炎には気をつけないと。
ばあちゃんたちのような人の場合、どうしても 飲み込む力が弱くて、食事や水分が誤って咽頭や気管に入ってしまって、それが原因で肺炎になってしまうことがあるそうで。
実際ばあちゃんも、ステイ先で微熱が出たことがあって、戻ってきてから主治医のところに診察に行ったことがあった。
やっぱり肺炎を起こしていて、抗生物質を投与してことなきを得たんだけど。
正直、今の総合病院なんかでも、看護士さんの扱いがぞんざいで、こういう病気になることもあるようで。
だから、水分をとる時にも気をつけなきゃいけないんだって、僕でも注意するようになったんだよね。

2009年11月14日土曜日

エンシュア・リキッド

一時期、食事がとれないときがあって。
それは、歯が悪くてってこともあったんだけど、本人の中に食欲がうまれなかったってことが大きくて。
そんな時に、主治医に処方して飲ませていたのがこれ。
エンシュア・リキッドっていう食事がとれないときに用いる総合栄養剤。
 ショートステイ先にも持たせてる。





バニラ、コーヒー、ストロベリーと三種類の味があるようなんだけど。
僕は食べてないから美味しいのかどうかわからないけど、栄養価は抜群なんだろうね。
処方されて買える商品だから、よけいにそう思う。
しかし、僕が知らないだけで、世の中にはいいものがいっぱいあるんだね。



2009年11月12日木曜日

嬉しかったこと

ある時、ばあちゃんのお兄さんが見舞いに来てくれはった。
兄さんは、ばあちゃんより10歳上。
でも、口も達者ですこぶる元気。

この日のばあちゃんは、本当に認知症なんて全くなく、単に骨折して寝たきりになってるだけの人だったのね。
兄さんとの昔話にも花が咲いて、そこに姉さんも加わって多いに盛り上がってた。

そんな時に兄さんが、「今どんな思いでいる?」なんて聞いたんだよね。
そしたらばあちゃん、何て言ったと思う?
「私はこうなってしまったけど、この子ら二人(つまり僕とうちの人)によくしてもらってるし、幸せだよ」って。
兄さんはそれ聞いて涙ながらに「そうかそうか」と手を握ってるし。
うちの人も、それを聞いて涙ぐんでるし。
涙腺の弱い僕は、もっとこらえるのが大変だったくらいで。

でも正直、この時初めて施設にショートステイで何日か預け、あとは家で面倒を見るという、今のスタイルで間違ってなかったんだなって、つくづく実感出来たの。
無理にずっと家で面倒を見なくても、ちゃんとわかってくれてるって、本当に嬉しい言葉だった。

2009年11月10日火曜日

妄想3

ある日のこと、仕事から帰るとうちの人がばあちゃんに晩ごはんを食べさせていた。
その日のばあちゃんは調子がいいのか、話も通じて楽しげだった。
そこへ僕が入ると、一瞬怪訝そうな顔はしたものの、それ以上気にせず食事を続けていた。
「ただいま」に対しては、ちゃんと「おかえり」と答えてくれた。

食事が終わった頃うちの人が、「私、誰だかわかる?」と聞く。
脳に刺激を与える意味もあり。
ちゃんと誰なのか、正しく答えられる。
「じゃ、僕は?」と尋ねると、
少し間をあけて、
「おかしいな、浮気して離婚して出て行ったはずだから、家にはいないはずなんやけどなぁ〜」と…。
うちの人の眉が一瞬動く。
そして焦る僕。

よけいなことだけしっかり覚えてるし。

だけど、これも妄想なんだから、妄想、そう妄想なんだと、自分にそう思い込ませてる自分が居た。
何だかバツが悪くて、そのまま部屋を出て行った。





それから先のことは…、ここでは書けないから…。

2009年11月8日日曜日

上がり框

車イスで移動出来るようになれば、外へ出かけることも容易くなる。
でもそのためには、どうしても上がりかまちの段差が問題になる。
僕の家の場合、玄関、裏口、勝手口と3カ所出入り出来るところがあるけれど、何れも30センチくらいの段差が存在する。
だから、車イスだとどうしても、二人で吊ることになる。
とは言え、いつも二人居るわけではないから、ばあちゃんの居る部屋の近くの勝手口に簡易のスロープを取り付けれるようにした。框に手すりをつけ、そこにアルミブリッジを引っ掛けられるようにした。このブリッジは元々がトラクターなどをトラックに乗せる時のためのものだから人の一人や二人の重さは問題にしないけど、はしご状になっているから車イスでは通れない。ので、板を渡して通れるようにして。
これでなんとか、うちの人一人でも車イスで外へ連れ出すことが出来るようになったんだわ。



2009年11月7日土曜日

車イス

そうこうしているうちに、骨折から一月近くが経過して、まだ痛がるもののさほどでなくなってきたから。
車イスの移動も可能になってきたのね。
だから、今度は車イスをレンタルしてもらうことにしたんだよね。
今回も新品の車イスが届いて。
それもまた、kawamuraの新リクライニングという一番いい種類のが。
僕の概念だと、こんな頭までホールドするような車イスなんて存在してなかったから、ちょっと驚き。
でも、ばあちゃんのような状態だと、頭までってのがすごく重要なんだって思って。
写真では80度くらいまで立ってるけど、45度くらいまではリクライニングするんだわ。
だから、ショートステイ先の職員の人も、いい車イスだって驚いてたくらいで。
 探せばいろいろあるんだね、今の時代。
ちなみに定価16万円ほど。
月のリース料金は、@800円です。


2009年11月6日金曜日

洗髪

これがまた大変なんだわ。
普通の人にはどってことないかもしれないけど。

とにかく、ベッドの上に寝たまま洗髪をしなきゃいけないわけだから。
まずベッド自体を上げられるところまで上げて、ばあちゃんの頭だけマットの外に出す。つまり、頭だけは空中に浮いてる状態なんだわ。それを僕が支えてることになるんだけど、何せ脊柱管狭窄症の身、この中腰状態が拷問に近いくらいキツい。
赤ん坊を抱く時のように、頭を目一杯開いた右の手のひらで支えて、左手でシャンプーを撫で付ける。そこへかみさんが両の手で洗髪をするという状態。ばあちゃんにしたら、ぎょうさんの手で洗われてる感じかな。もしかしたら、それもはっきりわからないかもしれない。
とにかく、家での洗髪は、到底一人では無理。
身体を拭いてあげることは、僕には出来ないけど、うちの人は一人でもしてくれてる。

でもね、気持ち良さそうにしている顔を見てると、腰の痛いのも忘れそうなくらいなんだよね。
そりゃもちろん、後で腰が痛くてたまんないけどね(笑)。

2009年11月4日水曜日

身体の移動

前に、床ずれが出来ないように数時間ごとに動かさなくてはいけないってこと書いた。
うちはエアーベッドが借りられてるから、その必要は無くなってるけど。
この身体を拭いてあげるときもそうなんだけど、身体を動かす時は直接身体を触ったりはしない。
だいたいシーツとかタオルケットとかを敷いて寝かせてると思うんだけど、動かす時はそのシーツなんかを引いて楽に動かしてる。また書くけど、車いすに乗せる時も、タオルケットを持って(担架のようにして)車いすに移動させてる。そうすることが、一番相手も楽なようで。
そして、オシモを洗う時は、変えるパンパースの上で直接洗ってすすいであげる。
相当今のオムツはよく出来てるから、それでベッドが濡れてしまうようなことはないから。
そりゃ、何事にもほどってもんがあるけどね(笑)。

2009年11月3日火曜日

お風呂は無理だから

大腿骨の骨折は、そうそう痛みが消えるもんではないようで。
動かす度に大声を上げるくらい痛いようだった。
当然歩くことも移動することも無理だから、お風呂には家では入ることが出来なくて。
さりとて、不衛生にしておくと、よけいな病気になったりもするから、2日に1度とかの頻度で身体を拭いてあげなければいけないのよ、健常者がお風呂に入るようにね。

その時の一つのテクニックとして、暖かいタオルをまずは胸においてあげるんだと。
「気持ちいいでしょ」って声をかけながらね。
今の看護学校なんかではこんなこと習わないから、例えば入院した際に身体を拭くケアがあったとしても、単に身体を濡れタオルで拭くという行為しか出来ないことが多いらしくて、クランケによってはいたく喜んでもらえるだとか。
これは身体を拭くだけのことでも痛がるから、その介助に僕がついていて教わったんだわ。
かみさんからね。

2009年11月2日月曜日

ベッドは良くなったけど

そりゃベッドはよくなったけどさ。
まだまだ骨折は悪いままで、横を向かせるのにも神経使いながらいたわけよ。
そりゃ、痛いわな。
僕は骨折はしたことがないから、せいぜい肋骨にヒビを入れたくらいで。
だから本当の痛さを知らないってことになるけど。
痛かったんだって、やっぱり。
我慢強い人だから日頃は何も言わなかったけど、それでもやっぱり動かす時なんかは罵声を浴びせられてるようなくらい怒ってたから。
今思い出しても、本当に申し訳ないって思う。
こうなる前に、僕は何も出来なかったんかなって。

2009年11月1日日曜日

組み合わさると

それぞれが組み合わさって、今家にあるベッドがこの写真で。



 定価ベースで50万円を越えることになってしまう。
もっとも1割負担だから、5万円そこそこで買えるんだろうけど、それももったいないような気がするし。
ケアマネさんもリースってこと、最初から言ってるしで。
これが月額2,000円なんだって。
確かに2年で買った方が安くなるんだろうけど、骨折が治ったら歩けるようになるといいなって思ってるからね。
そこまで長い間、寝たきりでいる予定ではないから。
それに、壊れたら負担なく交換もしてもらえるしね。